リフォーム瑕疵保険・火災保険について

不安を減らす「リフォーム瑕疵保険」「火災保険」

外壁塗装をする際に、「もしリフォーム後に欠陥が見つかったらどうしよう」「何か利用できる保険がないか知りたい」とお考え方もいるのではないでしょうか。こうしたお悩みを減らすためにあるのが、「リフォーム瑕疵保険」や「火災保険」です。
こちらでは、岡山県岡山市で屋根・外壁塗装を30年以上手がける「大塗屋」が、リフォーム瑕疵保険・火災保険についてご紹介します。ご不明点がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

リフォーム瑕疵保険の概要

リフォーム瑕疵保険の概要

リフォーム瑕疵保険は業者の瑕疵に対してかけられている保険で、「検査」と「保証」がセットになっています。
「瑕疵(かし)」とは、契約した内容に対して施工結果が契約通りの品質や性能を満たしていないことです。つまり、「契約と違う工事をされた」「リフォーム箇所に水漏れがある」など欠陥が見つかった場合を指します。
リフォーム瑕疵保険に加入すると、リフォーム完了後に専門の建築士が検査に来てくれます。検査は、第三者の目で設計施工基準に基づいて行なわれるため安心です。リフォーム完了後に瑕疵が見つかった場合は補修費用を保証してくれ、スムーズに補修工事を進めてもらえます。

  • 支払う保険料

    リフォーム瑕疵保険の金額は、工事内容や費用によって変わってきます。一般的に3〜6万円といわれていますが、事前に確認するのがおすすめです。

  • 対象となるリフォーム工事

    屋根や外壁など既存住宅の一部、またはキッチンや浴槽などのように既存住宅と一体となった設備にかかる改修工事や設備工事が対象です。

  • 支払われる保険金

    保険金は、基本的に(補修費・調査費ー10万円)×80%が支払われます。また、リフォーム事業者の倒産による瑕疵の場合や、事業者の倒産後に瑕疵が発見された場合には、施主に100%の金額が支払われます。

保証年数

保証年数は、リフォーム工事を行なった場所によって異なります。

【保証年数】

※表は左右にスクロールして確認することができます。

リフォーム箇所 保証年数
  • 建築物の自重や荷重を支えたり、地震などの震動や衝撃を支える部分(基礎、基礎ぐい、壁、柱、小屋組、土台、斜材、床版、屋根版または横架材など)
  • 雨水の浸入を防止する部分(屋根、外壁、戸、枠など)
5年
上記以外の部分 1年

保証年数は保険内容によっても変わるため、事前に確認するのがおすすめです。

リフォーム瑕疵保険のメリット

リフォーム瑕疵保険のメリットは、以下のとおりです。

【リフォーム瑕疵保険のメリット】

  • 設計施工基準に基づいた第3者による検査で安心
  • 質の高い施工が期待できる
  • 欠陥が見つかった場合、補修費用が保険金として支払われる
  • リフォーム業者が倒産しても、施主が直接保険金を受け取れる

リフォーム瑕疵保険を利用することで、リフォームの後に起こるトラブルの負担を軽減することができます。ぜひ、検討してみてください。

火災保険の概要

火災保険の概要

多くの方が加入されている火災保険ですが、実は火事以外の災害にあった場合でも保険を適用できるようになっています。場合によっては、塗装の施工費を賄えることも。火災保険には、大きく分けて「住宅火災保険」「住宅総合保険」「オールリスクタイプ」の3つの種類があります。

  • 住宅火災保険

    戸建て住宅向けの一般的な火災保険です。火災、落雷、破裂・爆発、風災などが補償の対象になっています。

  • 住宅総合保険

    住宅火災保険よりも補償の範囲が広い保険です。火災、落雷、破裂・爆発、風災に加えて、水害、水ぬれ、暴行・破壊、盗難、衝突、持ち出し家財の損害などにも保険が適用されます。

  • オールリスクタイプの火災保険

    従来の保険より、補償範囲が広い保険です。偶発的な事故や不注意などにより建物や家財が損害を受けた場合にも保険金が支払われます。

火災保険の対象

火災保険の対象

火災保険の対象となるおもな災害は、以下のとおりです。保険の内容によってどの災害が対象になるかは変わってきますので、ご自身の契約している保険のプランを一度見直してみてください。

  • 火災

    失火や放火、もらい火で被害を受けた場合に適用されます。ただし、地震が原因の火災の場合は対象外になるため注意が必要です。

  • 落雷

    落雷で建物や家財が被害を受けた場合に適用されます。直接家に落ちず、近くの電柱に落雷し被害が出た場合も同様です。

  • 風災

    台風や暴風、竜巻などで建物や家財が被害を受けたときに適用されます。台風で屋根が飛ばされたり、風で飛んできたもので窓や壁が破損した場合などが対象です。

  • ひょう災・雪災

    降ひょうで屋根瓦が割れたり、雪の重みや雪崩で建物に被害がおよんだ場合に適用されます。

PICK UP!

保険金が下りないケース

PICK UP! 保険金が下りないケース

加入しておくと“いざ”というときに心強い保険ですが、内容によっては保険金が降りないこともあるため注意が必要です。例えば、火災保険の場合には保険会社の調査が入り、家の損傷や破損の原因を調べますが、調査した結果、老朽化など保険の適用外の原因による破損だと判断された場合には、保険金は下りません。
日頃から自分の契約している保険の契約内容や、家の劣化状態について知っておくことが大切です。