無機塗料の特徴

無機塗料の特徴

「無機塗料を勧められたけど、良さがよくわからない」「安心できる塗料なの?」
外壁塗装を考えているお客様のなかには、このような疑問をお持ちの方もいるのではないでしょうか。無機塗料は、ほかの塗料に比べ耐候性に優れた塗料です。一方で、無機物と有機物の割合に規定がないため、品質にばらつきがある点には注意が必要です。
こちらでは、岡山県岡山市を中心に屋根・外壁塗装を30年以上手がける「大塗屋」が、無機塗料についてご紹介します。

無機塗料の概要

有機塗料と無機塗料

有機塗料と無機塗料

外壁塗装に使われている塗料の多くは、「有機塗料」と呼ばれるものです。有機塗料は、石油などの有機物(炭素を含むもの)を主成分とした樹脂を使用しています。
塗料に混ぜる代表的な樹脂には、アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などがあります。塗料の退色や変色の原因は、この樹脂が紫外線によって分解されることで起こるものです。一方、無機塗料には樹脂成分があまり含まれておらず、鉱物やレンガ、ガラスなどの炭素を含まない無機物が配合されているのが特徴です。無機塗料には、おもにセラミックやケイ素などの無機物が配合されています。

無機有機ハイブリッド塗料とは?

無機有機ハイブリッド塗料とは?

無機物は紫外線で劣化しないため、半永久的な耐久性を持っています。しかし、単体ではあまりにも固く、塗料として使用することができません。そのため、成分に有機物を混ぜ、「無機有機ハイブリッド塗料」と呼ばれることもあります。
この無機有機ハイブリッド塗料における無機物の配合量には規定がないため、配合率が10%未満のものも30%のものも、同じ「無機塗料」として扱われているのが現状です。なかには粗悪品も存在するので、選ぶ際には注意してください。

無機塗料のメリット

無機塗料のメリットは、以下のとおりです。

【無機塗料のメリット】

  • 耐候性が高い
  • うれしいセルフクリーニング機能
  • 不燃性
  • 対候性が高い

    無機塗料は、紫外線によって劣化する樹脂成分が少ないため耐候性に優れています。また、塗料の光沢を維持することもでき、チョーキング現象が発生しにくいのもうれしいポイントです。
    現在扱いのある塗料の中では耐用年数も1番長く、15〜20年以上もつため、塗り替えの頻度を減らすことができます。

  • セルフクリーニング機能

    無機塗料は親水性が高いため、壁に付着した汚れを雨水で流すセルフクリーニングが期待できます。また、有機物があまり含まれていないためコケや藻も発生しにくく、メンテナンスが楽であるという特徴もあります。

  • 不燃性

    無機塗料は無機物を主成分としているため、燃えにくいという特徴があります。ただ、無機塗料は多少の有機物も含んでいるため、まったく燃えないわけではないので注意してください。

無機塗料のデメリット

無機塗料のデメリットは、以下のとおりです。

【無機塗料のデメリット】

  • 価格が高い
  • ひび割れしやすい
  • 粗悪品がある
  • 価格が高い

    無機塗料は、ほかの塗料と比べて高額なのがデメリットです。平方メートル単価相場で4,000円〜5,500円ほどで、主流のシリコン塗料と比べて2,000円ほど高くなっています。

  • ひび割れしやすい

    無機塗料は無機物が主原料のため、塗膜が非常に硬く、ひび割れしやすいという特徴があります。外壁にヒビが入ると塗膜が伸びずに一緒にひび割れてしまうため、ヒビが入りやすい素材への塗装はおすすめできません。

  • 粗悪品がある

    無機塗料には、「何パーセント無機物を含んでいる」という明確な基準がありません。何パーセント含まれていても無機塗料と主張できるため、中には粗悪品があるのが現状です。無機塗装には、高額な費用がかかります。無機塗装する場合には、信頼できるプロの塗装業者に依頼してください。

PICK UP!

無機塗料がおすすめなのは、どのような人?

PICK UP! 無機塗料がおすすめなのは、どのような人?

無機塗料は、以下のような方におすすめです。

【無機塗料がおすすめの方】

  • 簡単なメンテナンスで家を長持ちさせたい方
  • 塗装にお金をかけられる方

無機塗料は、初期投資にお金がかかるものの、セルフクリーニング機能があるなどメンテナンスに手間がかからない魅力があります。また、耐用年数も15〜20年以上と長いため、時間の都合をつけにくい方にもぴったりです。ぜひ、ご自身に合った塗料を選んでみてください。